派遣会社では企業によって多種多様な求人案件を抱えています。
1つでも多くの求人案件を選びたい時、複数の派遣会社に同時登録することが一番効率的なのでしょうか?
ここでは複数の派遣会社に同時登録することについて説明していきます。
目次
複数の派遣会社に登録する理由とは?
派遣会社には様々な求人案件がありますが、その内容は派遣会社によって違います。
それは取引会社の数が違ったり、これまでの実績や付き合いの中で「あそこの派遣会社しか契約しない。」といった場合もあります。
そこで、求人希望の方は自分の希望する職種や条件に少しでも近い求人案件を探すために複数の派遣会社に同時登録します。
複数登録のメリット
時給を見比べられる
実は、同じ派遣先、同じ部署、同じ作業内容でも派遣会社によって時給が違う場合があります。その理由は、派遣会社と派遣先企業の取引額や、派遣会社が定める時給設定が各社の判断に任される為です。
同じ仕事をしているのに、在籍している派遣会社によって時給が違い、もし自分自身が安い方の時給設定だとやる気がなくなりませんか?
各社の研修制度や福利厚生を利用できる
スキルアップの為の研修制度や、福利厚生を利用するにはその派遣会社に登録する必要があります。
似たような制度が多いですが、遊園地や映画館のチケット、宿泊施設等の割引制度の福利厚生を持つ派遣会社もありますので、これらを上手く活用しましょう。
派遣会社を複数登録した際のデメリット
どこの案件だろう?って忘れてしまう
あまりにも多くの派遣会社に一度に登録すると、派遣先企業を紹介するといった連絡電話が掛かってきても、どこの派遣会社だったかすぐに分からなくなることがあります。
これの対策は、自分自身で管理できる派遣会社の数を決め、むやみやたらに登録をしない事で防げます。
仕事が決まっても電話が鳴る
よくあるケースなので下記に例え話をします。
一つの派遣会社、仮に派遣会社Aとしまして、あなたはA社で派遣の就業先が決まりました。ですが、あなたはA社だけでなく派遣会社B社、C社も同時に派遣登録をしました。
それにより、A社で派遣就業していても、まだあなたの状況を「求職中」と思っているので、B社とC社の営業担当者はあなたに仕事の紹介の電話を掛けてきます。
こういった状況になるのですが、デメリットというほどのものではありません。
ですが、派遣会社の営業担当者はあなたに仕事を紹介しようと何度も電話を掛けてくる可能性が高いので、他の派遣会社での就業が決まり安定した際には、「他の企業で就業中です。」と伝えておきましょう。それで電話は止むはずです。
まとめ
複数の派遣会社に同時登録することのメリットとデメリットをご紹介しましたが、明らかにメリットが上回ります。
派遣での就業をお考えの際は、面倒なことはいくつかありますが、複数の会社に同時登録することをお薦めします。