どの職場でも、まず気になるのが人間関係。
職場での人間関係がうまくいっていないと、精神的にストレスが溜まります。
肉体的な疲れは食事や睡眠で回復できますが、精神的な疲れは根本的な問題が解決しない限りは中々回復しません。
そんな仕事の重要なポイントとなる人間関係。
派遣社員で働く方々の現状はどうなっているのでしょうか？
派遣社員は働いていて疎外感がある
こちらは派遣社員が多く働く企業ではなく、正社員の数の割合が高く派遣社員の数が少ない場合に感じる事が多いようです。
正社員と派遣社員の見えない壁とでもいいましょうか、実際問題そのような空気がある職場があります。
同じ派遣会社同士は仲が良くなる？
同じ派遣先で働く派遣社員たちも、派遣元の派遣会社はそれぞれ違う場合がありますが、同じ派遣会社から派遣されている場合は仲が良くなるケースが多いです。
その理由は、派遣会社の担当者が同じだったり、就業条件が同一の為、連帯感が生まれたり、共通の話題が見つかりやすいからだと思います。
また、初めての出勤日が同じ時期だと「同期」や「同僚」のような感覚になるようです。
派遣先との関係は？
こちらに関しては、派遣先企業によるとしか言いようがありません。ただし、契約上以外での業務を命令されたり、派遣だからと不当な扱いを受けたりするのは、人間関係の悪さの度を通り越して、パワハラやいじめとなります。
そのような状況になった場合は、派遣会社の担当者に相談しましょう。
また、事前対策として面接後の見学の際には、派遣先の職場の雰囲気を必ず自身の目で確認するようにしましょう。
派遣会社の担当者と合わない場合は？
派遣会社の担当者と合わない場合は、担当を別の人に変えてもらうか、派遣会社自体を変えましょう。
ただし、派遣先が決定し就業後に関係性が悪くなった場合は、変更が難しくなるかもしれません。面接時に分かればいいのですが、なかなかそれも難しく思えます。
そのような場合は、大手の派遣会社の場合ですと専門の相談窓口を設けている部署がありますので相談しましょう。
派遣先のパートのおばちゃんがいじめてくる！？
派遣先で勤めるアルバイトやパートの方で、ねちねちとした嫌がらせをしてくる人が時々います。そういった人は、特に派遣社員との間に壁を作ります。
その理由の一つとしては、派遣会社の設定によってはアルバイトやパートの方よりも派遣社員の方が時給が高い場合があるからです。
「自分たちの方が経験も長く、直接雇用なのに。」と、妬み嫉みをお門違いである派遣社員にぶつけます。
そのような人種の方に執拗な嫌がらせをされた場合は、即刻派遣会社の担当者に伝えましょう。
まとめ
残念ながら、派遣社員というだけでうまく人間関係の輪に入れてもらえなかったり、嫌がらせを受ける職場は実際に存在します。
人間関係はうまくいく時もあれば、うまくいかない時も当然あります。あなたが悪いわけではなく、その人と合う合わないだけの場合も多々あります。
ですので、人間関係に疲れてしまったときは、耐える事を選ばず環境を変えるようにしましょう。派遣先や派遣会社はいくらでもあります。
我慢する必要はありません。疲れ切って、行動できなくなる前にあなたがより良い人間関係を築ける職場を探しましょう。
