今回は派遣の話ではありません。
知っている人もいるかとは思いますが、派遣先で製造業や倉庫業に勤務すると自社工場の内職の仕事が募集されていたり、派遣会社自体が内職の仕事も運営している場合があります。
そこで今回は外に出なくとも、家の中で稼げる内職について説明していきます。
内職ってそもそも何?
大辞林第三版に記載されている内職の定義は、
と、なります。
家の中で手作業でできる簡単な仕事となります。
どんな仕事をするの?
内職でよくある仕事としては、商品に対してシールを貼ったり、値札やタグを取り付けたり、袋に詰めたり包装をしたりといった内容です。
特段、難しい作業内容ではないものが多いのですが、縫製やアクセサリー作りなど技術が必要なものもあります。
内職をするメリット
内職をする最大のメリットは、自分の好きな時間で作業が出来る事です。自分の隙間の時間で、好きな時に好きなだけ仕事が出来ます。
家庭の都合や妊娠中など、どうしても外に仕事に行けないときは特に助かります。
また、作業内容が簡単なものであれば好きな音楽を掛けながら、自分のペースで仕事が出来る事も魅力です。
作業スピードが遅くても、手順や作業内容が合っていれば誰にも怒られることもないので、人との関わりが苦手で、一人で気楽に作業をしたい方にはおすすめです。
内職をするデメリット
1個の作業当たりの単価が安いことです。内職のお給料は時給や日給での支払いではなく、完全出来高制をとっている会社がほとんどです。それは作業自体を家庭内で行うため、時間での給料計算が出来ない為ですが、それにしても本当に安いです。
下記に参考として一部の内職作業の支払い単価を載せておきます。
また、ペットを室内で飼われている方は基本的に作業を断られるので注意です。
内職の支払い単価一覧
シール貼り …0.1円~3円/1個
値札、タグ付け…0.5円~3円/1個
袋詰め…0.1円~3円/1個
包装…2円~10円/1個
組立、加工…2円~10円/1個
検品、検査…0.5円~5円/1個
内職は稼げない?
1個当たりの作業単価が1円を切ることが多く、月収にすると1万円に到達すればいいほうです。隙間の時間を使って作業をするので、お小遣い程度のお給料しかもらえませんので、がっつりと副業を考えている方には不向きかもしれません。
また、今までの作業は繊維業や雑貨や小物類が主流でしたが、最近ではネットを使った副業や在宅ワークが人気のようです。
まとめ
現在でも各地域で募集されている内職のお仕事ですが、昔ながらの手作業での加工や検査は人気が薄れ、今ではネットを使った副業の方が人が集まってきているのが現状です。
ですが、ネット関係が苦手な方やモノづくりや簡単な作業が好きな方には、まだまだ人気があります。
興味がある方は、地元の求人広告誌かネットで検索を掛けて応募してみましょう。