契約更新の時期が近づくと気になってくるのが、
「派遣切りされないだろうか…。」
と、いった悩み。
そこで今回は、派遣切りされず契約更新されるためのコツをお伝えします。
同じ派遣先で勤務するためのコツ
まずは面接前に
長期的に同じ派遣先で勤務したい場合は、大前提として「契約更新の有無」を面接前や面接中に確認しておくことが必須です。
派遣切りにあわなくても、あらかじめ契約更新の無い派遣先もたくさんあります。
「契約期間」と「契約更新の有無」は必ず確認しましょう。
また派遣会社自体を見極めることも大切です。過去に不当な雇い止めが行われていないか、ネットなどできちんと調べてから面接を受けましょう。
その場合、登録する派遣会社を一つに絞らず、複数の派遣会社に登録すると仕事の情報量も増え、選択肢が広がるのでおすすめです。
就業されたら(初日~3ヵ月まで)
派遣先に就業されたら、あとは仕事を頑張るだけなのですが、派遣先の担当者は就業当初は以下のような点を判断基準にしている場合が多いので紹介します。
就業当初は上記のような部分で、派遣先の担当者は派遣社員の人間性や仕事に取り組む姿勢を判断し、契約更新の際の判断材料にします。
契約更新の間際になってから、勤務態度を改めるのではなく就業当初から査定は入っているものと考えましょう。
就業されて慣れてきたら(3ヵ月~半年)
派遣先での仕事の内容も一通り覚え、人間関係にも慣れてきたら次は更なるステップアップを狙いましょう。
契約書に記載されていない業務を行う事は禁止されていますので、あなたが担当する業務で他に何か覚えることはないか派遣先の指揮命令者に確認や相談をしましょう。
また、仕事の流れをつかめたこの時期に資格を取得するのもいいかもしれません。製造業でしたら溶接や機械エンジニアの資格、倉庫業や運送業でしたらフォークリフトなど、あなたの派遣先で必要となる資格を探してみましょう。
資格は派遣先が変わっても、失うことはありません。派遣先を続けるためにも、また派遣先が変わったとしても次の派遣先を見つけやすくするためにも、資格の取得はおすすめです。
また、この時期に雇用元である派遣会社の担当者と仲良くなるのも一つの手です。
派遣会社の担当者も仕事とはいっても、そこは人間。懇意にしている人間と、書類や電話だけでやりとりをするだけの関係性とでは、当然ながら差が出ます。
えこひいきではありませんが、派遣社員が2人いて双方ともに勤務態度も良く派遣先からの評価も高い場合、どちらか一人を選ばなくてはならない場面では感情が入ることもありえます。
派遣会社の担当者に媚びを売る必要はありませんが、派遣先の職場の様子や仕事の相談など、軽い雑談をしながら親交を少しづつ深めていきましょう。
契約更新前に(3ヵ月~11ヵ月)
契約更新の1ヶ月前になると、契約の更新について派遣会社の担当者から相談があります。この相談が無い場合は不当な雇い止めとなりますので、その際は労働基準家督所に相談しましょう。
また、契約更新されるかどうかはこれまでの勤務態度や仕事ぶりによって判断されるので、この時期に慌てても仕方ありません。
雇用の継続を希望する場合は、ただその旨を派遣会社の担当者に伝えましょう。
まとめ
派遣切りに合わない為には、就業当初から真面目にコツコツ頑張ることが必須となります。
また、それでも不当な雇い止めがあった場合は労働基準監督署に相談しましょう。