派遣会社の営業マンはメチャクチャ忙しい。
そんな噂を聞いたことはないでしょうか?
また、実際に派遣会社の営業マンをしている人は多くの悩みを抱えているようです。
派遣会社の営業マンが抱える悩みといえば、やはり派遣社員についての事でしょうか?
それとも派遣先企業とのやりとり?もしくは派遣会社内では…と、考えただけでたくさん出てきそうですよね。
そこで今回は派遣会社の営業マンのが抱える悩みについて説明していきます。
目次
派遣会社の営業マンが抱える5つの悩みとは
オーダーはあっても人を集めれない
少子高齢化で労働人口が減少し続けている日本では、企業からの派遣要請の案件受注は他の商材営業と比べると、簡単に受注できます。
ですが、派遣会社の営業マンが本当に大変なのはここからです。
企業が求める人物像に合った求職者を期限内に探し、就労させなければなりません。
この人材を集めることに関して悩んだことのない派遣会社の営業マンはいないと思います。
派遣社員がすぐに辞める
せっかく企業に合った人材を見つけ就業までいけたとしても、派遣業界ではすぐに退職する派遣社員が多くいます。
その理由は人間関係や仕事のミスマッチ等様々ですが、理由すらも分からず音信不通になる派遣社員も中にはいます。
それまでにかけた時間と手間を考えると、無駄に思えてしまい営業マンは悩んでしまう事になります。
24時間365日対応で休み無し
派遣社員を多く抱える派遣会社の営業マンは、日勤だけでなく夜勤のシフトの派遣社員の管理を任されることもあります。
また、土日祝日も関係なく動いている企業もありますので、そこに派遣社員が働いていると、当然ながら営業マンも完全に気が休むことはありません。
何事もなく就業していれば少しは安心できますが、遅刻や早退、当日欠勤やトラブルなど何が起こるか分かりません。
そういった気の休まらない環境が営業マンのストレスを溜めていきます。
やることが多い
派遣先への営業やアフターフォローに始まり、派遣社員の面接や労務管理等、業務の種類や幅が広い為、どうしても1日の業務量が増えてしまいます。
また、派遣社員の悩みや退職の相談を就業後に聞いたりもするので、仕事の段取りやペースがうまく作れない場面が多くあります。
競合他社が多い
人材や派遣先企業には限りがあるにも関わらず、派遣会社はその規模よりも多く存在し、同業他社で売り上げを競い合っています。
また、派遣業界では派遣会社の複数登録も常識となっている為、人材の確保は困難を極めます。そして今は、派遣業界だけでなく日本全体で人材不足となっている為、必然的に派遣社員の募集にも人が集まりにくい状況となっています。
派遣会社の営業マンになって嬉しかった時
面接すら受からなかった人が
派遣会社の営業マンをしていて、最大の喜びは「派遣社員の成長」を挙げる営業マンは数多くいます。
派遣社員として務める以前は企業の面接すら受からなかった人が、派遣という仕事を通じて派遣先企業で評価されたり、怠惰な出勤状況だった人が真面目に仕事に取り組むようになったり、人が成長する部分に関われる事ができるのが、派遣会社の営業マンの喜びに繋がることが多いようです。
派遣先企業からお礼を言われたとき
今の時代、人材を集める事を主としている派遣会社も人材集めには一苦労しています。その部分を理解し、人材のマッチングが上手くいった際に取引先企業である派遣先に御礼などを告げられると、営業マンは今までの人材集めの苦労が吹き飛ぶことが多いようです。
まとめ
派遣会社の営業マンの仕事は、業務の種類が幅広くあり、業務時間外も気が休まることは中々ありません。
ですが、人と企業をうまくマッチングできた時に生まれる感動が、仕事の活力となる事が多いようです。