安物買いの銭失い。
何も考えずに、ただ安価なものを買うと、反対に後で損をする。といった意味です。
ところが、今の世の中には安くて良質なものが溢れかえっています。そんな中で、無駄にお金をかけることは一見ただの浪費に思えてしまいます。
ですが、「これだけはお金をケチると損をする」といった事も中には意見として存在します。
そこで今回は派遣社員の声から、経験上ケチってはいけないものについて説明していきます。
派遣社員がケチってはいけないこと三選とは?
食費をケチる
ここでいう「食費をケチる」というのは、自炊をしたり少しでも安い所に食材を買いに行ったりして食費を抑えるといった事ではなく、調理時間や手間を惜しみ、ファーストフードやコンビニ食で済ますことを指します。
ファーストフードやコンビニ食もたまにならばいいかもしれませんが、毎食となると栄養バランスが偏る可能性があります。
そうした食生活によって身体を壊してしまっては、病院代が掛かり時には仕事も休まなければなりません。
一人暮らしの方だと、自炊する方が食費がかさんでしまう場合もあるかもしれませんが、長期的にみて自分自身の身体のことを気遣っていきましょう。
歯医者に行かない
風邪や高熱、腹痛などの病気は、病院に行かずとも市販の薬を飲んだり、睡眠や栄養の補給をしっかり取ることで回復することがあります。
ですが、虫歯だけは放置していては絶対に治りません。
歯が痛んだらケチらず、すぐに歯医者に行くようにしましょう。
また、虫歯は一旦痛みが引いたとしても治ったわけではなく、悪化している可能性が高くあります。自己診断せず、歯が痛んだり違和感があるときは歯医者の診療を受けましょう。
初期の頃の虫歯であれば簡素な治療で済んだのに、放置をしたせいで抜歯をすることになった事例など山ほどあります。必ず受診するようにしてください。
仕事用の靴
靴に関しては業務内容にもよりますが、なるべく値段だけで判断せずに自分の足に合っているかどうかで購入を決めましょう。
安さだけで判断したり、時間を惜しんで試着をしなかったりすると、足腰を痛めてしまい反対に治療にお金や時間を取られてしまう事になってしまいます。
特に製造業や倉庫業などの派遣先企業での業務は、立ち仕事や動き回ることが多いので、靴を選ぶ際には特に慎重になって下さい。
まとめ
こういった「経験上ケチってはいけないもの」の多くは、安価なものを購入することによって後々健康被害を受けたり、すぐに故障や使えなくなったりして結局再度購入することになってしまいます。
ですが、それらは自身で経験してからでしか気づかない事が多く、節約との境目が分からない事が多々あります。
しかし、重要なのは「安物買いの銭失い」という失敗をしてしまうことでなく、同じ失敗を繰り返し続けることです。
何かを購入したり、節約したりする際には、その後に起こる事もある程度予想をして行動しましょう。