このシーズンになると、どこの会社も忘年会や新年会の話題がチラホラ出てきますね。
派遣社員の雇用元は派遣会社ですが、実際に働く現場は派遣先となるため、こういった社内行事に誘われることもあります。
そんな時、どうしても行きたくない場合やいけない場合は断ってもいいのでしょうか?
そこで今回は、派遣社員が飲み会に誘われた場合について説明していきます。
飲み会はそもそも業務外である
派遣先の上司や同僚に飲み会を誘われたからといって、必ずしも参加しなければならない訳ではありません。本人の自由意思が尊重され、誰も強要することは出来ません。
昔は会社の飲み会は仕事の内といった風潮もありましたが、今ではそういったことも世間では薄れてきています。円滑なコミュニケーションの為に参加をすることも大切ですが、業務外、時間外の飲み会は仕事とは違うということも覚えておいてください。
飲み会を誘う際に「仕事の話をするから。」と言われても、そういった話は業務時間内にしてもらうようにしましょう。
それでもしつこく誘ってくる場合には、派遣会社の担当者に相談しましょう。
飲み会の上手な断り方
ここでは飲み会を断る際に、相手の気持ちを害さず、なるべく角の立たない断り文句をご紹介します。
・「その日は家族との約束がありまして。」
・「先に大切な予定を入れてしまったので。」
・「今日は風邪気味なので家で安静にしておきます。」
・「今日はお腹が痛いので欠席します。」
・「家族のご飯を作らなくてはなりませんので。」
・「習い事がありまして。」
・「ペットに餌をあげないといけないので。」
などです。
あまりにも酷い断り文句で飲み会を断ると、職場での関係性が悪くなったり、次から誘いがなくなってしまう場合もありますので、断る際にも伝え方に注意しましょう。
派遣会社の飲み会は?
派遣会社は多くの派遣社員を雇用し、様々な雇用形態の企業に派遣している為、全員が一堂に会する機会が少ないので、定期的な飲み会が開催されることは稀です。
忘年会や新年会、もしくは歓送迎会などの場合は開催される派遣会社もあります。その際は、自身の意思を尊重しながら参加不参加を決めてください。雇用元だからといって、必ずしも参加しなければならない訳ではありません。
行った方がいい飲み会とは
参加するメンバーにもよりますが、あなたが主役となる歓送迎会等の飲み会は出来るだけ参加した方がいいでしょう。
まとめ
飲み会や食事会が一切行われない職場もあれば、仕事終わりに毎日のように飲みにいく職場もあり、派遣先によって様々です。
あなたがどういった社風が合っているのか、事前に派遣会社の担当者に伝えておきましょう。また、派遣会社の担当者は派遣先の飲み会事情に精通している場合もありますので、そのあたりも併せて確認しておきましょう。