しっかり睡眠をとったはずなのに、起きても疲れが取れない。
何となくずっと疲労感が残っている。
そんな体調の時はありませんか?
「体調管理も仕事のうち」と、上司や先輩には言われるのですが、そもそも体調管理ってどうすればいいのかわかりませんよね。
そこで今回は仕事が出来る派遣社員はどうやって体調を管理しているか紹介していきます。
目次
仕事のできる人の3つの体調管理術
とにかく睡眠が大事
疲労を回復させるためには、睡眠が必要となります。ただし睡眠にも量と質があり、どちらかというと、質の方が疲労回復には重要となってきます。
それは睡眠には、深い眠りの「ノンレム睡眠」と浅い眠りの「レム睡眠」の2種類があり、一度の睡眠でノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回ほど繰り返します。
そして疲労が回復する時間はノンレム睡眠中となり、最も深い眠りを得られるのが最初の1~2回のノンレム睡眠となります。
つまり、寝入ってから最初の3時間以内にノンレム睡眠の質を上げれば、疲労が取れやすくなります。
では、どうすれば質のいいノンレム睡眠になるのか下記にて紹介していきます。
良質なノンレム睡眠をとる為には?
・寝る3時間前は何も食べない。
・寝る前にホットミルクを飲む。
・寝る6時間前はコーヒーや紅茶などのカフェイン類を摂取しない。
・枕やベッドを自分の合ったものに変える。
・寝る2時間前はパソコンやスマホ、テレビを観ない。
・軽いストレッチをしてから眠る。
・38度くらいの湯温で、30分程度の半身浴をする。
と、なります。一度に全てを実行するのは大変なので、一つずつでもいいので試してみて下さい。
人間は食べたもので出来ている。
人の栄養は食事で摂取され、それがエネルギー源となり疲労の回復へと繋がります。
ですが、規則正しく食事をしていても疲れが取れない時はどういったものを食べればいいのでしょうか?
豚肉
豚肉には疲労回復に重要なビタミンB1が多く含まれています。他の食肉にもビタミンB1は含まれていますが、豚肉は含有量が突出しています。
ビタミンB1が不足すると糖質の代謝が不完全となり乳酸が発生し、疲労や筋肉痛に繋がります。また、ビタミンB1は体内で作ることができないため、食事からの摂取が必要となります。
果物
果物は糖質やビタミン、ミネラルの供給源として疲労回復や脳の活性化など様々な効果が期待できます。
1日200gの摂取で健康増進に効果的とされており、特に疲労回復にはみかんやオレンジ、グレープフルーツ等の柑橘系が効果的です。
穀類、豆類、種実類
納豆やピーナッツ、ごまには疲労回復に役立つビタミン類やカルニチンなどが多く含まれます。ピーナッツやアーモンドは小腹が空いた時に、手軽に食べれるのでおすすめです。
③軽い運動は疲労回復の味方
「え?疲れているのに運動するの?」
と、思われたかもしれません。ですが、
疲労状態の身体は筋肉が固まり血行が悪くなっています。血行が悪くなると細胞に栄養が運ばれなかったり、老廃物を排出できません。
そこで疲れている時は、あえて軽めの運動を行い全身の血行を良くし、体内に溜った疲労物質を排出することがおすすめです。
では、「軽めの運動」とはどういったものを指すのか下記にて説明していきます。
軽めの有酸素運動
ウオーキングやジョギングなど、呼吸が上がらない程度の有酸素運動は呼吸循環器系を活発化させ、筋肉を刺激して血行が良くなります。また、脳内物質のセロトニンも同時に分泌されますので、精神状態も整えられます。
ストレッチ・ヨガ
ストレッチヨガは、縮んだ筋肉をゆっくりと伸ばすことで血流を高め、筋肉や内臓への酸素、栄養供給を促進し、疲労回復を早めてくれます。ゆっくりとした動作や呼吸で行うことがポイントです。
身体が温まっているお風呂上りに行うとより効果的ですので、試してください。また、仕事の合間や休憩中に軽くストレッチを行う事もおすすめです。
それでも疲れがとれない時は?
前述した方法を試しても、疲れが一向に取れない場合は肉体的な疲れでは無く、精神的な疲れが溜まっている可能性があります。
そのような場合には、マッサージを受けたり温泉に入ったりするなど普段あまりしないような事でリフレッシュしてみましょう。
それでも、精神的に疲れが取れず何もやる気が起きない場合は、職場である派遣先があなたに合っていないのかもしれません。その際は、派遣先の変更を派遣会社に相談しましょう。
また、日常生活に支障が出るような疲労感が残る場合は、病院などの医療機関を受診しましょう。
まとめ
疲労感が抜けない方が、日々快活に仕事をするには生活習慣の見直しと改善が必要です。
同じ職場で同じ仕事をしていても、いつも元気な人と疲れが残っている人の差はもしかするとほんの少しの違いで、それは誰にでも真似できることなのかもしれません。
「物は試し」という気持ちで、前述のように生活習慣を見直してみましょう。