派遣会社の営業マンには、元々異業種で営業マンをしていた人もいれば、営業経験のない人が働いている場合の2種類がいます。
しかし、どちらの人も派遣会社の営業を経験して一番悩むことが、
人が集まらない!
という事だと思います。
ですが、出来る営業マンは人集めにおいても一流で、派遣先企業の受注に対して期日までに人材を揃えます。
同じ条件で同じエリアなのになぜ?
派遣会社の出来る営業マンは一体どうやって人を集めているのでしょうか?
⇒【反対に仕事の出来ない派遣会社の営業マンはこんな感じです】
仕事の出来る派遣会社の営業マンとは
派遣会社の営業マンの仕事は、派遣先企業と求職者を繋ぐ仕事です。
派遣先企業から受注を受け、人員を探し、就業前から契約期間が終わるまで派遣社員のフォローを行います。
その流れの中で、最も難しいとされているのが「人集め」となります。
派遣先企業からいくらオーダーを貰っても、人材を見つけ派遣できなければ何の意味もありません。そうやって人を見つけることに時間を掛け過ぎていると、他の派遣会社に人材の枠を取られたり、派遣先企業から「あそこに頼んでも、無駄だな。」と思われるようになってしまいます。
すなわち、この人集めを制する事の出来る、たくさん派遣社員を派遣先に紹介できる営業マンが仕事の出来る営業マンといえそうです。
できる営業マンから学ぶ人の集め方
今や派遣会社は全国で8万社もあり、労働人口が減少する中でどこの企業も人材の確保には手を焼いています。
募集広告や張り紙、SMSやホームページで募集をしても反応はイマイチ。
では、仕事の出来る営業マンはどうやって人を集めているでしょうか?
今、働いている派遣社員を大切にしている
求人広告やハローワークからの紹介も少なくなり、募集に費用を掛けても人は集まらない時代になりました。
そこで、出来る営業マンがしているのは今、働いている派遣社員を大切にすることです。
「そんなこと?当然じゃないの?」と思いがちですが、派遣社員を一人一人大切に出来ている営業マンは多くありません。
仕事に遅刻も無く休まず出勤しているからといって、何も問題が起きていないわけではありません。また、派遣社員も仕事の話をただ聞いてほしいだけの時もあります。
雇用契約書の更新や、派遣先企業の内容を伝える等の業務的な事は、できて当然です。
派遣社員にとって、どんな営業マンがいいのかこの機会に考えてみましょう。
常に人を探している
出来る営業マンは常に求職者や、人を紹介してくれる人を探しています。
仕事中だけでなく、プライベートで飲みに行った際に店の大将に声を掛けたり、ある時には駅などの人通りの多い場所で求人の声掛けを行うなど、人集めにとにかくストイックです。
後は自身のSNSなどでの発信や、会社のホームページの更新なども頻繁に行います。
人集めに対して、出来る事は全てやるといったスタンスの人が多いです。
退職者との関係も大切にする
正社員になったり、他の会社に勤めることになったりと派遣会社では退職者が出るのは珍しくありませんが、仕事の出来る営業マンは派遣社員が退職してからも付き合いを続けます。
退職した派遣社員が再入社することもありますし、求職者を紹介してくれる事もあります。
打算的な考えだけで退職した派遣社員と付き合っていては紹介はもらえません。
「知り合いを紹介するならこの人」と思われるためにも、在籍中から信用や信頼関係を派遣社員と築いておきましょう。
日ごろの連絡や契約更新時の対応、派遣社員の悩みや不安については他の営業マンよりも敏感でいましょう。
まとめ
仕事の出来る派遣会社の営業マンは、とにかく人を大事にしています。
そして人を大事にする人の周りには、人が集まってきます。
誰でも自分を大事にしてくれる人には近寄りたいものです。
数字や売り上げも確かに大切ですが、それ以前に人として大切な事を忘れずに営業をしていきましょう。