派遣社員として仕事をする上で、「こんな時、派遣社員はどうすればいいんだろう。」と判断に困ったことがあるのではないでしょうか。
さまざまな場面の中で、派遣社員という自分の立場ではどう振舞うべきなのかが分からず、間違った判断をしてしまって派遣先の職場内の人間関係が壊れてしまうことも不安です。
判断に迷ったとき、どう振舞えば周りの人と良好な人間関係を築くことができるのか、今回は派遣社員の「職場マナー」をテーマに、困ったときのためのアドバイスを紹介していきます。
派遣社員の出勤時間はどうすればいい?
派遣社員は始業時間の何分ぐらい前に出社すればいいのかと悩んだこともあるのではないでしょうか。
基本的なビジネスマナーでは、始業時間の15分ほど前とされていますが、派遣社員の場合派遣先企業や派遣会社によって異なることもあるので、派遣会社の指示に合わせましょう。
「始業前は時給が出ないのに」と思う人も中にはいるかもしれませんが、始業時間=出社時間ではありません。
荷物を片付け自分のデスクに座り、パソコンを起動させ、書類や文房具の準備など、出社してから業務がスタートするまでにはやるべきことがたくさんあります。
これらの準備は始業時間までに行い、始業時間には本来の業務がスタートできるよう余裕を持った出社を心掛けましょう。
これは派遣社員としてはもちろん、社会人としてのマナーです。
派遣社員の仕事の悩みはどこに相談すればいい?
仕事をしている上で誰にでも悩みは出てきてしまうものです。
大きなトラブルになってしまう前に早めに相談したいけれど、派遣社員の場合はどこに相談するべきなのかと困ったことがあるのではないでしょうか。
派遣社員の悩みは、まずは「派遣会社」に相談しましょう。
- 急に仕事を休まなくてはならなくなった
- 仕事量が多すぎて残業が続いている
- 人間関係が辛い
- 契約期間中に妊娠が発覚した
など、悩みは人によってそれぞれです。どんなことでも構いません。
派遣会社の担当者は、あなたと派遣先企業の橋渡し役です。
実際あなたが働いているのは派遣先企業の職場ですが、あなたと雇用関係を結んでいるのは派遣会社だということを忘れないでください。
報告・連絡・相談は、必ず派遣会社に。
これは、派遣会社・派遣先企業、両者に対しての派遣社員のマナーです。
派遣社員も飲み会に誘われたときは行ってもいい?
派遣先の飲み会に派遣社員の立場は参加してもいいのかなと悩んでいる人も多いようですが、派遣会社が派遣先でぼ飲み会を止めるようなことはないですし、派遣社員だからと参加してはいけない理由もありません。
派遣先でのコミュニケーションが広がるきかけに繋がることもあるので、誘われた際には参加することをおすすめします。
逆に誘われても理由があって参加できないことや、参加したくないと思うこともあるかもしれません。
そんな時は無理に参加しなくても大丈夫です。強制ではないことがほとんどなので、自分の気持ちに合わせて参加しましょう。
派遣社員は終業後の誘いは断ってもいいの?
飲み会はもちろん終業後の誘いを受けるとき、「小さな子どもがいるから飲み会には参加できない。」「プライベートな時間を大切にしたい。」と、誘いを断りたい場面に出会うこともありますよね。
「派遣社員の立場では断らない方がいいのかな、気まずくなったらどうしよう。」と返答に困り、悩んでしまうこともあるかもしれません。
もちろん誘う側も強制参加を求めているわけではないので、あなたが参加できない理由をきちんと説明しお断りすれば、なんの問題もないでしょう。
断ったからといって、あなたの印象が悪くなるようなこともないはずです。
しかし、仕事以外でのコミュニケーションがきっかけで職場での良い人間関係を築くこともあります。
毎回参加はしなくてもいいとは思いますが、何度か誘ってもらっているのであれば、きっかけ作りのためにと一度ぐらい顔を出してみるのもいいかもしれませんね。
また、あまりにもしつこい誘いであったり対応に困るようなことがあれば、一人で悩まず派遣会社に相談してみましょう。
まとめ
これらの他にも、実際働いている中では判断に迷うことや対応に困ってしまう場面に遭遇することがたくさん出てくるでしょう。
派遣会社の担当者はアドバイスはもちろん、問題がある場合には解決するために行動してくれるはずです。
こんなことを相談していいのかなと相談すること自体迷ってしまうこともあるかもしれませんが、遠慮せずに一人で悩まず、派遣会社に相談してみてくださいね。