派遣社員の立場で仕事をはじめる時、欠かせない存在となるのが派遣会社の営業担当者。
あなたが初めて接点をもつ人でもあります。
面接をして、初めての出勤の日は付いてきてくれて・・・。
でも、ちょっと待って。そういえばそれ以降、全然会っていない。
会う必要もそんなにないけれど、普段の業務は何をしているのか気になりますよね?
また、これから派遣会社の営業の仕事に就こうとしている方にも必見です。
そこで今回は、派遣会社の営業社員の仕事について説明していきます。
目次
意外と激務!?派遣会社の営業マン
派遣会社の営業社員の仕事は主に3つに分かれ、
・取引先企業への営業及びフォロー
・派遣社員の労務管理
・新規取引先への営業
となります。
取引先企業への営業及びフォロー
取引先の派遣先企業の担当者と、稼働中のスタッフについてや、これからの人員枠について打ち合わせや交渉を行います。その他にも、遅刻や早退、当日欠勤などの連絡や謝罪を行う事もしばしばあります。
派遣社員の労務管理
派遣社員の面接や説明会を行ったり、仕事の相談に乗ったりします。大手ではなく、小さな派遣会社ですと、給与明細の作成や社保や雇用保険の加入申請まで全て営業社員がう場合もあります。
新規取引先への営業
新たな取引先を確保するために、テレアポや飛び込みや紹介などの営業をすることです。派遣業界の営業は、他の業種と比べてテレアポから訪問できる確率は非常に高くなっています。その理由は、ほとんどの企業が人材不足の悩みを抱えており、人材の需要が増している為です。そういった人材不足を解消するために企業は、1社でも多くの派遣会社と顔見知りになろうとします。営業電話は断られることの方が多いイメージですが、派遣業界においてはもしかすると断られない場合の方が多いのかもしれません。
1人対50人!?派遣社員はたくさんいる!
当然ながら、派遣会社の営業担当者はあなただけを管理しているわけではありません。
一体何人くらいの人数を一人で受け持っているのでしょうか?
大体平均すると1人の営業社員に対して、50人くらいの派遣社員を管理しています。学校でいうと2クラスくらいの生徒数になりますね。
この数字が多いか少ないかは、派遣会社や営業社員のスキルや経験、また仕事内容によって変わるので何とも言えませんが、50人いても就業中は派遣先企業での指示下となるため、不可能な数字ではないかと思います。
派遣会社の営業マンの1日とは
ここでは派遣会社の営業マンの1日をみてみましょう。
9:00・・・出社、朝礼
9:10・・・派遣社員の出勤確認
9:30・・・派遣先企業に訪問、打ち合わせ
11:00・・・別の派遣先企業に挨拶
12:00・・・派遣社員の昼休憩にコミュニケーションを取る。
13:00・・・昼食休憩
14:00・・・新規派遣先を確保するためのテレアポ
16:00・・・新規派遣先企業へ初訪問
17:00・・・会社に戻り、資料作成
18:00・・・退社
と、いった流れとなります。
他にも、面接や説明会が入ったり、社内での打ち合わせや会議が入る場合があります。
まとめ
基本的には派遣先企業と派遣社員をマッチングしていく事がメインとなり、その為派遣の法律や労働法、その他雇用に関わる周辺知識が必要となります。
また、多くの人と接する機会がある為、人と接する事が苦手な方には不向きな職種かもしれません。
ですが、仕事を探しているのに見つけられない人や、やる気はあるのに面接で落ちてしまう人などの助けになれる素晴らしい仕事です。大変なことは多いですが、やりがいを感じる場面も多くありますので、この仕事に興味のある方は派遣会社の求人案件を確認してみましょう。