派遣社員で働くうえで、一番気になるのがお給料の問題。
「しばらく働いているけど、時給って上がらないのかな?」
「がんばってるのに、いつまでたっても時給が上がらない・・・。」
と、考えたときはありませんか?
派遣社員の時給は一体どうすれば上がるのでしょうか?
そこで今回は、派遣社員の時給を上げるためにはどうしたらいいのか説明していきます。
目次
派遣社員が時給を上げたい時は?
派遣社員は時給が上がるのは待つだけ?
いいえ、そんな事ありません。反対に待っていても時給は上がらない事の方が多いです。
また、あなたが仕事を頑張り続けているにも関わらず、一向に上がらないのであればあなたのやる気も出ないでしょう。
では、どうすればいいのか?
はい、答えは交渉となります。
時給を上げたいと考えたときは、交渉が必要となってきます。
時給を上げてほしい時は誰にいえばいいの?
派遣社員の時給を決めるのは、雇用元となる派遣会社となります。あなたの担当者に尋ねましょう。また、派遣先企業で働きぶりを認められた派遣社員は、派遣先の担当者から派遣会社に直接「あの人の時給あげたって。」と、伝えられる場合もあります。
その場合、時給が上がるかどうかの決定は派遣会社となりますが、多くの場合は派遣先からの請求単価も上がる形が多いので、派遣会社としても売上が上がるので、時給も引き上げられる可能性が高いです。
がんばっていれば見てくれている人もいるのかもしれませんね。
また、派遣会社によってはすぐに時給を上げてくれる場合もあれば、交渉が難航する場合もあります。普段から派遣会社の担当者と関係づくりをしておくことが鍵となります。
時給アップの交渉のタイミングはいつがベスト?
時給を上げるタイミングとしては、契約更新の際が一番有効的です。なぜなら、派遣先での契約が継続の場合、派遣会社はその派遣社員に残ってほしいからです。辞めることをちらつかせての交渉では無いですが、時給を上げてほしい意志をしっかりと伝えましょう。
また契約更新時といっても、入社から2、3ヵ月の時の初回更新ではなく、一年後の更新、少なくとも半年間の勤務は必要となります。
更新月の一カ月前くらいには、派遣会社の担当者から更新についての案内がありますので、その時に相談、交渉しましょう。
時給が上がるかどうかはどこを見て判断するの?
時給を上げたいと考えたとき、あなたの仕事での貢献度が重要となってきます。
貢献度とは、
仕事に対して真面目に勤務し、継続できているかという事です。
・自己都合による遅刻、早退はしていないか。
・どれくらいの期間、働いているのか。
・仕事の内容は一通りできるか。
・ミスは多くないか。
など、細かく分けるときりがありませんが、上記のような事柄を守っているかが時給アップのポイントとなります。
派遣社員の時給はいくらくらい上がるの?
時給の上がる幅としては、派遣会社の意向や業種、派遣社員個人のスキルや資格等によって変わる為、一概には言えませんが、軽作業を例に挙げると平均して50円~200円の上げ幅となります。
少なく感じるかもしれませんが、100円でも時給が上がると、1日8時間勤務で800円の差。
それを1ヵ月22日勤務で考えると、月額17,600円もの差になり、年間ですと21万もの差額となります。100円といえど、積りますと大きな金額となります。
派遣で時給を早く上げたい場合は?
時給を早く上げたい場合は資格を取ることがおすすめです。フォークリフトの免許取得や、簿記や経理の検定など、あなたが勤める部署の業種に応じて見つけていきましょう。
また、資格を取得する前に派遣会社の担当者に、何の資格を取れば時給が上がるのかあらかじめ確認しておきましょう。派遣会社によっては資格取得に関する費用を負担してくれるところもあります。
まとめ
派遣社員の時給アップは結論として、
まじめにコツコツと働き、契約更新時に交渉する
という、正攻法が一番かと思います。また、それでも一向に上がらない場合は、派遣会社自体を変えるのも手かもしれません。