派遣先での業務にも慣れ、生活リズムも出来上がってきた時に、ふと湧き上がる一つの不安。
それは「将来」のこと。
派遣社員にとっては契約更新を含め、将来的に自分がどうなっているのか不安を抱く方が多くいます。
そこで今回は派遣社員が抱える未来像について書いていきます。
この仕事の更新はあるのか?
派遣先での業務が気に入っていても、どんなに人間関係が良好でも必ず訪れるのが契約更新の日。
派遣先を変わりたくない、仕事を続けたいと考えている時は契約を解除されるかどうかが悩みとなります。
また、派遣先の更新があったとしても「このままでいいのか?」と思い悩むこともあります。
やっぱり正社員になりたい
なぜ派遣として悩むのかを考えたときに一番理由として大きいのが、雇用期間の安定が無い為です。
正社員は無期限での雇用期間がほとんどですが、反対に派遣社員は有期の、つまりは期限の定められた契約がほとんどです。
その為、仕事がいつまで続くのか分からない不安に悩まされます。
どうすれば解決するの?
雇用の安定が悩みであれば、派遣とは別の道を探すことになります。
その道とは、正社員になるか独立して生計を立てるかの道です。
派遣から正社員になるには、自身で正社員募集を見つけ応募するか、派遣会社を通じて紹介予定派遣を受けるという方法があります。
派遣先にそのまま残れないの?
派遣先での仕事が気に入り、そのまま勤めたいと考えたときは継続しての雇用、又は無期限での雇用が可能なのか派遣会社の担当者に相談してみましょう。
派遣先での評価が高い場合は、継続しての契約や正社員への道も十分に考えられます。
しっかりとした人生設計を
今の立場が派遣であろうが正社員だろうが、重要な事は自分が望んでいる人生を歩んでいるかどうかです。
派遣社員の中には、半年間勤めて半年間休むといったサイクルの働き方を望む人もいれば、1日8時間を週5日勤める事を希望する人もいたりと、その勤務スタイルは様々です。
また、正社員を希望する人もいれば派遣のままでいたい人もいます。
あなたがどのような形の人生を送りたいのか、その辺りをしっかりと考えましょう。
まとめ
今の時代は派遣社員でなくとも、会社が潰れたりリストラに遭ったりと正社員も雇用が安定しているとは言い難い状況です。
会社との契約書で雇用期間が無期限の場合は一見すると安定しているようにみえますが、未来には何が起こるか誰にもわかりません。
そんなもので安心するのではなく、また闇雲に不安に駆られるのではなく、こんな時代だからこそ自身のスキルを身に付けていく事が大切ではないのでしょうか。