立ち仕事であっても座っての仕事であったとしても、急になってしまうのがギックリ腰。
経験がある方にしか分からない痛みですが、いざギックリ腰になると本当に激痛で動けません。
「もしも仕事中になってしまったら…。」
と、つい考えてしまいますが、残念ながら仕事中でも普通に起きてしまいます。
そこで今回は、派遣先で就業中にぎっくり腰になった時の対処法について説明していきます。
目次
ぎっくり腰とは一体どんなケガなの?
どうしてぎっくり腰になるの?
ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」と呼ばれており、骨のゆがみや筋肉の衰えなど、腰に異常が起きたときに発症します。
スポーツなどで過度の負担を腰に掛けると、年齢問わず若かろうが誰でも発症しますので、全年齢の方がいつでもなり得る可能性があります。
ぎっくり腰はどれくれいで治るの?
個人差はありますが、痛くて動けない日常生活が困難な状態は3日ほどです。
その後は痛みを伴いながら何とか生活できる日々が続き、完治するのは発症から大体10日~15日後となります。
もし派遣先で仕事中にぎっくり腰になってしまったら?
まずはどうしたらいいの?
派遣先での勤務中にぎっくり腰になったら、近くの人に声を掛けぎっくり腰になったことを伝え、安全な場所に移動しましょう。
その後、指揮命令者に状況を伝え、近くの治療施設で診察と治療を受けましょう。
ぎっくり腰になった直後は意外と動けてしまいます。その時に無理をしたりすると、余計に状態が悪化し完治が延びるので、必ず治療し安静にしましょう。
どこで治療すればいいの?
派遣先に就業中でのぎっくり腰は労災認定される可能性が高いので、労災指定病院はどこにあるか派遣先責任者、もしくは派遣会社の担当者に確認しましょう。
ただし、緊急性の治療が必要な場合は一番近いところや一番早く診療してくれる治療施設にしましょう。
長期間、休んだら怒られないか心配
ぎっくり腰になると、業種にもよりますが職場復帰は最低でも3日は掛かるでしょう。
ですが、なってしまったものはもう仕方ありませんので、しばらく休む相談を派遣会社の担当者としっかりとしましょう。
また、容体が良くなってきた際に、ぎっくり腰になった時の状況を聞かれると思いますので、覚えていることはあらかじめメモしておきましょう。
そこで余りにもとやかく文句を言ってくる派遣先や派遣会社であれば、労働基準監督署に相談しましょう。
まとめ
やはり何をするにも身体が資本で、第一に考えなくてはいけません。
今回はぎっくり腰になってからの話でしたが、ぎっくり腰にならない為に普段から適度な運動やストレッチをして予防を心掛けていきたいですね。