体力を回復させる上で、最も重要な要素の一つが睡眠です。
派遣社員でバリバリ働こうにも、体力が持たなければ何も出来ません。
睡眠時間が十分に取れず、次の日の日中に眠気に襲われたり、身体が重く感じたり、集中力が途切れた経験はないでしょうか?
睡眠を疎かに考え、精神論だけで日々を乗り切ろうにも、そんな無茶が出来るのは若い時だけです。
睡眠を大事にしないと、確実に身体は蝕まれていきます。
そこで今回は派遣社員にとっても、重要な睡眠について説明していきます。
目次
派遣社員の睡眠時間はどれくらい?
派遣社員の睡眠時間は、通常のサラリーマンと同じく派遣先や職種、家庭環境によって様々です。
私の勤める派遣会社で派遣社員50人に対して行ったアンケートでは、事務職や受付業務等の派遣社員の平均睡眠時間は6.5時間と短く、製造業や倉庫業等の主に体を使う業種の派遣社員の平均睡眠時間は7.2時間と少しだけ長くなりました。
また、多くの派遣社員は派遣先で悩みがある時や、将来に不安を感じている時は中々寝つけず、睡眠時間が短くなるようです。
派遣社員はどれくらいの時間睡眠を取ればいいの?
睡眠時間については個人差があり、3時間睡眠でもへっちゃらなショートスリーパーと呼ばれる方も存在します。ですが、多くの方は6~8時間くらいの睡眠時間が理想と感じているようです。
睡眠で大切な事は、時間ではなく質ということもあります。
長時間睡眠を取っても、次の日に疲れが残っている時はないでしょうか?
そういう時は睡眠の質が悪く、身体が十分に回復していない可能性があります。
疲れが取れる睡眠の方法とは?
寝酒を飲まない
寝酒と称して、睡眠をとる前にアルコールを摂取する方がいますが、良質な睡眠の為には寝酒は控えましょう。
たしかにアルコールは飲んだ直後は眠たくなりますが、肝臓でアルコールが分解されアルデヒトに変わると、交感神経が高まり体温が上がるので眠りを妨げます。
夜にカフェインを取らない
夜にコーヒー等のカフェイン類を摂取するのも控えましょう。
カフェインは睡眠中枢への働きかけを妨げ、眠気を遠ざけるものです。カフェインを摂取してからでも全然眠れるという方もいますが、身体の内部で睡眠中にカフェインは作用しています。
睡眠が浅くなったり、途中で目が覚めてしまう可能性もありますので、寝る前はノンカフェインの飲み物を摂りましょう。
寝る前にテレビやパソコン、スマホを見ない
最低でも眠る2時間前には、テレビやパソコン、スマホの使用は控えましょう。
パソコンやスマホを触っていると、脳を刺激することにもなりますし、そういった電子機器の光は睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制します。
そうすると、眠気も飛んでしまい夜更かしの原因となってしまいます。
まとめ
派遣社員の睡眠時間の重要性については、実際に派遣社員で働く方には改めて伝える必要は無かったのかもしれません。
健康に働くためにも、睡眠のとり方を工夫していきましょう。