派遣会社での面接も無事終え、就業先である派遣先の会社の見学もバッチリ。
あとは、就業初日を待つだけ…。
と、いった時点で、「やっぱりやめておこうかな。」と思ったり、同時に複数の面接に応募していて別の所で働きたくなった場合は、就業を辞退することは可能でしょうか？
契約書も取り交わしていた場合は、契約違反となるのでしょうか？
そこで今回は職場見学を終えて内定が決まった後でも、就業を辞退ができるのかどうか説明していきます。
職場見学や顔合わせ後の辞退はできるの？
結論からいいますと、可能です。
ですが、派遣先企業も派遣会社も人材が見つかったと喜んでいた所での、辞退という事ですので多方面に迷惑を掛けてしまう事は覚えておきましょう。
また、派遣会社の担当者に辞退を伝えるのは気まずいですが、代わりの人材を見つけてもらう為にも早めに連絡するようにしましょう。
何て言って辞退すればいいの？
派遣の就業が決まった後で辞退を申し出る時は、必ずと言っていいほど理由を聞かれます。
その際には、下手に嘘をついて誤魔化すのでは無く、正直に理由を話した方がいいでしょう。後々も派遣会社との関係が続きそうなのであれば、尚更です。
また、「なんとなく。」や「合わないっぽい」などの曖昧な理由では、派遣会社の担当者も納得してくれません。
「なぜ辞退したいか」をしっかりと考え、理由を派遣会社の担当者に伝えましょう。
派遣会社の担当者に「無理です。」と言われたら
辞退を申し出た際に「契約違反になります。」と派遣会社の担当者に言われた場合は、とにかく謝罪をして納得してもらいましょう。
その際に雇用契約書を交わしていた場合、それを理由に派遣会社の担当者は辞退ができないと伝えてくるかもしれません。その場合も、とにかく辞退する理由と意思をしっかりと伝えましょう。
また、あまりにも引き留めがしつこいようでしたら、労働基準監督署に相談に行き、派遣会社との間にはいってもらいましょう。
内定後に断ったら、今後に影響は出るの？
職場見学や顔合わせが無事終わり、内定が決まった後に辞退を申し出た場合、派遣会社からの仕事の紹介が減る可能性は確かにあります。
派遣会社の担当者も仕事ですので、「次の派遣先も直前で辞退してきたら…。」と考えてしまうのも当然です。
そういった派遣会社の担当者の不安や不信感を少しでも払拭するために、辞退を伝える際には謝罪の気持ちと辞退の理由をしっかりと伝えましょう。
まとめ
派遣の仕事の内定後の辞退は、どうしても多方面に迷惑が掛かってしまいますので、可能であれば面接時や職場見学後に辞退するかどうかを決めましょう。
また、なんとなく行きたくない場合や不安を感じて辞退を考えている方は、とりあえず就業するのもいいかもしれません。意外と自分に合う職場かもしれませんよ。
辞める事はいつでもできますので、あまり考えこまずにいきましょう。
