派遣社員として工場勤務を考えている人は、自分は工場勤務やライン作業に向いているのかなと疑問や不安に思ったこともあるのではないでしょうか。
どの職種にもそうですが、派遣の工場勤務にもやはり向き不向きはあります。
今回は、派遣の工場勤務に向いている人の特徴についてお話していきます。
地道な細かい作業が好きな人
派遣の工場での仕事は接客などはなく、製品やその製造過程に向き合う時間がほとんどです。
その製造過程の中で避けては通れないもの、それは地味で細かな作業です。
派遣先の工場や製造しているものによって作業の具体的な内容は異なりますが、派遣の工場勤務は基本的に地道な細かい作業が多いと思っておいたほうがいいでしょう。
そのため、もともと細かい作業をすることが好きな人や、地道にコツコツと作業をするのが好きな人には、とても夢中になれる仕事なのではないでしょうか。
体力に自信がある人
仕事の内容や派遣先となる工場によっても異なりますが、派遣の工場勤務は基本的には立ちっぱなしで仕事を行うことが多いので、体力に自信がある人のほうが向いているといえます。
また、こちらも派遣先の工場や行う業務によって異なりますが、製造で必要な原料や資材を運ぶこともあります。
大きな物の移動などはリフトを使って運ぶこともありますが、何かしら重たい物や大きな物を運ばなくてはならないことも出てくるでしょう。
そのような仕事内容もパワーがある人や運動が好きな人、体力に自信がある人にとっては苦にはならないですよね。
自分から進んで行うと、周りからの評価もアップするのではないでしょうか。
素早く動くことができる人
派遣先となる工場に派遣されたばかりの派遣社員に始めに任される仕事内容は、基本的には簡単な作業となるでしょう。
しかし、そんな簡単な作業だからといって、ゆっくりとマイペースに作業をしていいというわけではありません。
工場では仕事の量がかなり多く、急に状況が変わることも考えられますよね。
そのような状況になったとしても素早く的確に動ける人が求められます。
素早く動ける人は、どんな状況にも対応することができるので周りからもとても頼りに、そして重宝されるでしょう。
要領の良い人
工場は大量生産が基本なので、どの業種の工場でも仕事の寮はかなり多いです。
そのため要領よく仕事をこなす能力も必要になります。
始めの内は、指導担当の上司が付きっきりで指導してくれることもありますが、少しでも早く自立して、最終的には自分でどうすれば短時間でより多くの仕事をこなせるかを考えて行動していかなければなりません。
要領をつかむことが早い人には向いている仕事といえるでしょう。
細かいところに気付くことができる人
こちらも派遣先となる工場や仕事内容、配属される部署によっても異なりますが、派遣の工場勤務の中には検査と呼ばれる仕事内容があります。
原料の中から異物を見つける仕事や、製造された部品に不備がないかの確認、仕事内容はそれぞれ異なりますが、どれも細かな作業でかなりの集中力が必要となります。
とても地味な作業ではありますが、派遣の工場勤務の中でも一番重要な仕事といえるかもしれません。
たとえば工業系の製品を作っていく中で原料に異物が混入されていて、そのまま気付かず製造してしまうと、製品が完成したときにその性能や見た目に大きく影響してしまい、使えないものが出来上がってしまいます。
食品系の工場なら、異物混入の疑いがあるとしてお店に卸された商品を全部回収するといったことにもなってしまいます。ニュースでもよく見かけますよね。
このように、工場勤務の仕事の中でもとても重要な仕事ですので、細かいことに気付ける人は非常に重宝されるでしょう。
まとめ
今回は派遣社員の工場勤務に向いている人の特徴についてお話してきました。
どの職業にも向き不向きはありますが、自分の好きなことや得意なことを生かし、楽しみながら仕事が出来れば何よりですよね。
派遣の工場勤務にも業種や職種によって仕事の内容も異なるので、派遣会社の担当者に自分の得意としていることや特徴をしっかりと話して、希望する職場に出会えるようにしましょう。