派遣社員として希望の派遣先企業で働くことができた人は、派遣の就業期間の契約がある場合もありますが、できるだけ長い期間勤めたいと考えているのではないでしょうか。
職場の周りの人たちからも、自分のことを「この人は長くいてほしいな、一緒に働き続けたいな。」と思ってもらえたら、とても嬉しいですよね。
周りの人に好かれる派遣社員になるために大切なこと、それは「マナー」です。
マナーと言っても、決して難しいことではなく社会人として基本的なことができているかどうかが重要です。
周りの人から長くいてほしいなと思ってもらえる派遣社員になるために、基本的なマナーを一緒に見つめなおしていきましょう。
派遣社員こそ、基本のビジネスマナーが重要
マナーが派遣社員の命だからといって、何か特別なこと必要なのかというとそうではなく、基本的なビジネスマナーができているかが重要です。
派遣社員だけに限らず、社会人にとってビジネスマナーは必須なのですが、派遣社員の場合は派遣会社・派遣先企業・派遣先の職場、というように様々な環境でたくさんの人と繋がり仕事をしているので、特にビジネスマナーができているかが見られています。
派遣社員は契約によっては様々な派遣先で仕事をすることとなり、その企業ごとで扱う仕事の内容や情報を、就業期間中はもちろん契約終了後も決して外部に漏らすことがないようにしなければならないこと、これはビジネスマナーの鉄則です。
日頃から注意深い行動を心がけること、どんな人に対しても失礼のない対応ができること、しっかりとした挨拶ができること、このような基本的なことをまずきちんとできるようにしましょう。
始業前にも注意!こんな行動はNGマナー違反!
朝は誰でも慌ただしくバタバタしていることが多いので、準備することも一つ二つ忘れがちになります。
そのため余裕をもって15分前ほどには出社して、自分のデスクを整頓するなど一日の労働環境を整えましょう。
また、始業時間前だからといってこんな行動はしていませんか?
- デスクでメイク
- デスクで朝食
- 仕事に関係のない雑誌や新聞などの読み物
- 携帯でメール
- デスクのパソコンでインターネットやゲーム
- 始業時間ギリギリセーフ
始業時間前だからといって、何をしていてもいいということは決してありません。
このような行動は絶対にマナー違反です!
いくら基本的なビジネスマナーや、気持ちのいい挨拶ができている人であってもこのような行動をしてしまっては、印象は悪くなってしまうので注意しましょう。
また、出社時間に関しては派遣先企業や派遣会社によって異なるので前もって派遣会社に確認しておいた方がよさそうです。
報告・連絡・相談が仕事の基盤です
作業の進捗や商談結果を上司や先輩に伝える「報告」作業場の変更点や予定、注意事項などを伝える「連絡」トラブルや難題にぶつかったときの早めの「相談」
仕事を進めていく上でこの3つを欠かすと、必ず大きなトラブルに繋がってしまいます。
- 「報告」は必ず事実を伝える
- 「連絡」はこまめに簡潔に
- 「相談」はすみやかに
ビジネスの基本として、コツをしっかりと頭の中に叩き込み必ず実行できるようにしましょう。
気付きと気配りがポイント!
「ゴミ箱のそばのこぼれているゴミを拾う」「シュレッダーのゴミがいっぱいなことに気付いて自分から片付ける」
あなたはこんな行動はできていますか?
とても小さなことに感じますが、このような行動ができる人は気が利く人や気配りのできる人という印象に繋がります。
気配りができるという人は簡単に言えば、先読みができるということ。
たとえば会議がある際には人数を把握し、椅子は足りているかそうか、お茶はどれぐらい必要かなど、指示されてから動くのではなく、自分から前もって先に読み行動できる人は、周りの人からするととても良い印象を持たれます。
こんな人とは誰もが一緒に働きたい、長くいてほしいなと思いますよね。
仕事内容をしっかり行うことはもちろん、小さなことにも目をむけてみましょう。
まとめ
基本的なビジネスマナーを身につけることはもちろん、自分が相手にしてもらったら嬉しいこと、自分だったらこれは嫌だ、などと相手の立場になって考え行動することが、より良い印象を持ってもらうことに繋がるのではないでしょうか。
派遣社員として働く上で、周りの人から「この人は長くいてほしいな」と好かれる派遣社員になれたら何よりですね。