【派遣会社の営業マン必読】派遣社員に悪口や陰口を叩かれたら？派遣会社の営業担当者が無能と言われる理由は？派遣会社の営業マンは必読

派遣社員同士の会話の中でも、よく出てくる話題は雇用元である派遣会社の担当者のこと。

仕事の出来る担当者なら何も問題はないのですが、仕事の出来ない担当者と一旦思われてしまうと残念ながら悪口の対象となってしまいます。

一生懸命働いている派遣会社の営業担当者の方なら、自分の仕事ぶりを抱える派遣社員に悪口を言われるなんてちょっと心外ですよね。

でも、少し考えてみましょう。

「本当に自分に不手際はなかったのか？」

「どうして頑張っているのに、仕事が出来ないなんて陰口叩かれるんだろう…。」

「仕事をサボっているのならばいざ知らず。どうして自分が」

そこで今回は、「自分は一生懸命頑張っているのに派遣社員に悪口を言われてしまう」と悩んでいる派遣会社の営業担当者の方に向けて、仕事の出来ない営業担当者とは何なのか説明していきます。

仕事の出来ない派遣会社の営業担当者とは

派遣会社の営業担当者の主な仕事は、派遣先企業と派遣社員をマッチングし、雇用を継続するためのフォローをすることです。

派遣社員の面接や職場案内をはじめ、雇用に関する契約や日々の出勤の確認や業務の相談まで、業務の範囲は広く、当然ながら抱える派遣社員の人数が増えると業務量も比例して増えることになります。

また、派遣社員とのやり取りだけでなく、派遣先企業の相談や契約、取引先の営業回りや新規開拓の営業なども業務に入ってきます。
派遣社員を多く抱える営業担当者は、必然と取引先である派遣先企業の数も増えます。

派遣会社の営業担当者の仕事は何なのかを考えると、派遣社員に対していかに真摯に向き合えるか、また派遣先企業においてもいかに要望に応えれるかが重要となります。

つまり、派遣会社の営業担当者として仕事が出来ないと周囲に捉えられる最大の点は、

対応が不誠実であること

と、いえます。

「不誠実では無く、時間が無くて不十分なだけだ」という派遣会社の営業担当者の声が聞こえてきそうです。

ですが、時間を理由に対応が不十分になっている時点で不誠実だといえます。

時間がないからといって対応を疎かにしてもいいことはありません。
営業担当者が抱える派遣社員は一人では無く、たくさんいるのも分かります。
派遣先も同じく1社だけでなく何社も取引をして、時間が無いのもあるかと思います。

ですが派遣社員や派遣先の立場で相談の電話を掛けたのに、いつまでたっても折り返しの電話がないと掛けた側は不安に感じます。

そういった些細な出来事に思えるようなことでも、気を付けなければなりません。

不安が疑心暗鬼になっていき、やがて不満に変わり、積もり積もったマイナスの感情は派遣社員の退職という結果になってしまいます。

そうすると、退職した派遣社員の代わりの派遣社員を探すことになり、ただでさえ忙しかった日々が更に時間に追われる形になり、益々電話を折り返す時間が無くなるという悪循環になってしまいます。

電話の折り返しだけではありませんが、派遣社員、派遣先どちらに対しても誠実に真摯に向き合い、行動するようにしましょう。

派遣会社の営業担当者の方は、この機会に今一度自分の仕事のタスクやスケジュールを見直してみるのもいいかもしれません。

人数や取引先が短期間に増え、一人で営業管理が厳しそうであれば上司や先輩に相談しましょう。
派遣会社の営業担当者が一度に抱えれる派遣社員の人数は、営業マン1人につき派遣社員５０～100人と言われています。

経験やスキル、また派遣先企業の状況や派遣会社自体の意向もあるので、人数は参考値となりますが、自分一人で無理に営業管理をしようとして、派遣社員や派遣先企業に迷惑を掛けては元も子もないので、自身の業務量が限度を超える前に相談するようにしましょう。