派遣社員で働いていると、雇用期間の不安定さからクレジットカードを持てないんじゃないか、という声が聞こえてくる事があります。
果たして派遣社員はクレジットカードを持つことは出来ないのでしょうか?
そこで今回は派遣社員のクレジットカード事情について説明していきます。
目次
派遣社員もクレジットカードをもてるの?
結論から言いますと、派遣社員だからというだけでクレジットカードの審査に落ちる事はありません。
ですが、クレジットカードにも様々な会社やランクがあり、ステイタス性の高いクレジットカードは審査対象に該当しない場合もありますので、審査の前にはクレジットカード会社の入会基準をしっかりと確認しましょう。
また、派遣社員という立場は正社員と比べて雇用期間が定まっている場合が多いので、審査に落ちやすいという現状はあります。
ですが、今は学生や専業主婦もクレジットカードを持てる時代ですので、派遣社員だからと諦めずに申し込んでみましょう。
派遣社員がクレジットカード審査に落ちる理由とは
派遣社員としての勤務実績が短い
派遣社員として働き始めて日が浅い、もしくは勤務実績が無い場合はクレジットカードの審査に落ちやすくなります。
これは派遣社員だからというわけではなく、一般審査の上でも勤務実績や会社の勤務期間は、審査において重要視されます。
働いた期間が短かったり無かったりすると、審査する側のクレジットカード会社も「すぐ辞めて、返済しなくなるのでは?」と考えるのは、当然ですよね。
クレジットカードを持ちたい派遣社員の方は、ひとまず3カ月~半年の勤務実績を作るようにしましょう。
過去にカードや携帯料の支払いを滞納したことがある
クレジットカードの支払いを遅延したり、滞納する過去があった場合、審査に影響する事があります。
これは派遣社員だからというわけではなく、支払いに対してルーズな人という事が金融機関の情報として残っています。
また、クレジットカードだけではなく、携帯電話やローンの支払いが遅れたり滞納した場合も情報として金融機関に残りますので注意してください。
他の金融機関に借金がある
他のクレジットカード会社や金融機関に借金があり、その金額が自身の収入の三分の一を超えていると審査に通りにくくなります。
借金自体が信用を失うわけではありませんが、自身の収入をあまりにも上回る返済額になると、どう考えても継続して返済していくことは無理です。
また、自身の借金だけでなく同居する家族の借金も、クレジットカードの審査には影響しますので注意が必要です。
勤務先名は派遣先か派遣元どっちを書けばいいの?
クレジットカードの審査申込書に記入する「勤務先」や「勤め先」の記入欄ですが、派遣社員の場合は、派遣先企業名を書けばいいのか、それとも雇用元である派遣会社を書けばいいのか悩みますよね。
答えは雇用元である派遣会社の社名と住所、電話番号を記入しましょう。
また、最近の申込書には派遣社員の為の「派遣先企業」の記入欄がある場合があります。
その際は派遣先企業のことも記入しましょう。
まとめ
現金を持っていない時に使えたり、ポイントが貯まるクレジットカードは生活をする上でも非常に便利なものです。
ですが、支払いが後になるので、ついつい使い過ぎてしまう恐れがあるのもクレジットカードの怖い所です。
使用に関しては、自身の収入に見合った使い方を心掛けましょう。
また、派遣社員だからと申し込み書を出そうか迷っている方は、今すぐ審査申し込みを出してみましょう。
落ちたとしても、何のショックも受ける必要はありません。原因を追究して改善したら、また申し込めばいいだけです。