派遣社員として働いていて、無断欠勤をしてしまった時。
辞める自覚ありの欠勤なのか、ついやってしまった欠勤なのかによっても違いますが、無断欠勤をしてしまった場合、派遣会社からペナルティ等の罰則はあるのでしょうか?
また、無断欠勤をした時の対処法はあるのでしょうか?
そこで今回は、派遣社員が無断欠勤をしてしまった場合の事を説明していきます。
目次
無断欠勤をしたら何をすればいいの?
まず派遣会社から連絡が入る
無断欠勤をしてしまった場合。出勤時間になっても来ないあなたを心配して派遣先企業の担当者から派遣会社に連絡が入ります。
そこで欠勤を知った派遣会社の担当者が、あなたに状況確認の電話を入れ、それでも応答がない場合は自宅に訪問する場合もあります。
電話を取るか無視するか
無断欠勤による派遣会社の状況確認の電話に対して、電話を取るか無視をするかはあなたの自由です。ただし、無視を続けていても派遣会社の担当者は何度も電話を掛けてきますので、気まずさはあるかと思いますが、早々に出て無断欠勤をしてしまったことを謝罪した方が楽かもしれません。
また、無視を決め込んだ場合は同じ派遣会社や派遣先企業での再就業は厳しくなることも覚えておきましょう。
無断欠勤をした時の質問三選
働いた分の給料はもらえるの?
無断欠勤した日のお給料は当然ながらもらえませんが、それまで勤務した分の給料はもらえます。その支払いを拒否する事は労働法によって禁じられていますので、安心してください。
もし派遣会社が無断欠勤を理由に給料の支払いを拒む場合は、最寄りの労働基準監督署に相談しましょう。給料の未払いが確認されると、労働局の担当者があなたの代わりに、派遣会社に通達してくれます。
損害賠償請求するって言われたんだけど
派遣社員が無断欠勤する事で、派遣先企業との取引が打ち切られたり、業務において支障が出た場合、損害賠償を請求されるケースはほとんどありませんが、可能性はゼロではありません。
1回の無断欠勤で裁判となるケースは珍しいとしても、無断欠勤によって派遣会社や派遣先企業に迷惑を掛けたことは確かです。
派遣会社の担当者から、損害賠償の話が出たときはまずは欠勤についての謝罪をしましょう。
やっぱり続けたい場合は?
無断欠勤をしてしまったものの、やっぱり同じ派遣先で勤めたい場合は、連絡をせず欠勤したことを派遣会社の担当者に謝罪しましょう。
また、同時に迷惑を掛けた派遣先企業に対しても謝罪の連絡をするようにしましょう。また、場合によっては派遣会社の担当者と一緒に直接謝罪に行く場合もあります。
その際も、社会人として様々なところに迷惑を掛けたことを真摯に謝罪しましょう。
まとめ
無断欠勤をしてしまった時、派遣会社や派遣先企業に間違いなく迷惑が掛かっています。
退職する場合や欠勤する際は、社会人としての自覚を持って、きちんと連絡を入れるようにしましょう。
またやむを得なく無断で欠勤した場合は、早急に派遣会社に連絡を入れ、状況を伝えましょう。