派遣社員の「ライン作業」という求人募集を見聞きしたことがある人も多いのではないでしょうか。
派遣の工場勤務の中にも、いくつかの部署や職種に分かれていてその中の一つの仕事がライン作業と呼ばれる流れ作業です。
流れ作業と聞くと、簡単な仕事というイメージがあるかもしれませんね。
たしかにライン作業(流れ作業)は、仕事の内容としては簡単なものが多いですが、やはり他の仕事と同じようにメリットだけではなく、デメリットもいくつか存在します。
派遣社員としてライン作業の仕事をしたいと考えている人にとって、どんなデメリットがあるのかはやはりとても気になるところですよね。
今回はそんな派遣社員のライン作業には、どんなデメリットがあるのかをお話していきます。
コミュニケーションをとる機会が少ない
派遣先の工場によって異なる場合もありますが、多くの場合与えられた作業をコツコツとこなすことがライン作業の仕事内容となります。
そのため黙々と仕事をすることがほとんどなので、近くで同じ仕事をしていても人とコミュニケーションをとる機会は少ないでしょう。
もちろん休憩時間などを使って職場の人と話す機会はあります。
しかし人と話すことや関わることが好きな人や、同じ職場内で意見を持ち合って仕事をしたいと考えている人にはあまり向いていない仕事と言えるかもしれません。
同じ作業の繰り返しであることが多い
ライン作業の仕事内容は最初に覚えることも基本的には簡単なものが多く、一度覚えてしまえば同じ作業の繰り返しであることがほとんどです。
難しいことはあまり考えずに同じ作業を黙々とコツコツと繰り返すこと、それがライン作業の仕事なので、毎日同じ作業を何時間もすることを単調に、そして苦痛に感じてしまう人もいるかもしれません。
もともと細かい作業が好きな人や、コツコツと集中して作業を進めていくことが好きな人には向いている仕事と言えますが、自分自身で飽きっぽい性格だと自覚のある人や体力に自信のある人には、毎日の同じ簡単な作業の繰り返しの仕事であることはデメリットに感じてしまうと言えるのではないでしょうか。
新しいチャレンジがしにくい
派遣のライン作業の仕事では、決められた作業を黙々と確実にこなすことが求められます。
そのため、仕事を通して自分自身を磨きたい、自分の新しい分野や可能性を切り開いていきたい、自分のスキルアップをしたい、と考えている人にとっては停滞感を持ちやすい業種と言えるかもしれません。
与えられた仕事を確実にこなすことが何より大切になってくるので、一つ一つ考え挑戦しながら失敗を次に生かす、といった仕事のスタイルではありません。
新しいことにチャレンジすることが好きな人にとっては退屈に感じてしまうこともあるでしょう。
自分の意見や考えを持ちいって仕事をしたいと考えている人にとっては、ライン作業の仕事内容はデメリットと言えるかもしれませんね。
まとめ
今回は派遣社員の工場勤務の中のライン作業にはどんなデメリットがあるのかについて、お話してきました。
どんな仕事にもやはりメリット・デメリットは存在します。
それでも、デメリットはなるべく少なく働きたいと誰しも思いますよね。
派遣のライン作業のデメリットについては、まず自分自身の性格やタイプとライン作業の仕事内容が合っているのかを考えてみると、デメリットに感じるのか、そうではないのかに変わってくるのではないでしょうか。
誰でもできる簡単な作業だからといって始めてみても、いざ仕事をしてみるとその簡単な作業ということが何より苦痛に、デメリットとして感じてしまうこともあるかもしれません。
今までの経験などを思い返したり、自分自身の性格を見つめ返したりなどをして、自分に合った仕事を見つけてくださいね。
自分で分からないと悩んでしまった場合は、まず派遣会社に相談してみましょう。