派遣会社の面接というと誰でも受かるイメージがありますが、一般の正社員面接と比べると採用基準が甘いというだけで、どんな人でも採用となるわけではありません。
中には派遣会社の面接を甘く見過ぎて、面接で落ちる方も存在します。
そこで今回は派遣会社の面接に落ちる人の傾向について説明していきます。
派遣会社の面接に落ちる人とは
派遣会社の面接は、派遣先企業に一人でも多くの人材を派遣する為に大量の人数を採用しますが、その中でもあまりにも仕事に対してやる気がみられない人や、態度が悪い人に対しては、採用としません。
仮に採用不採用の通知通達が無かったとしても、派遣会社の担当者が「この人を派遣するのはちょっと…。」と感じた場合、派遣先企業を紹介されることはありません。
そうなると、実質的に不採用と同じことななり、いつまで経っても仕事に就くことができません。
では、どういった人が派遣会社の面接に落ちるのでしょうか?
履歴書や面接の質問に対して嘘をつく
面接や登録会の際に、好印象を狙ったり自分を大きく見せるために履歴書や面接官の質問に対して、嘘をついたり見栄を張るのは止めましょう。
よくあるケースが、職歴を改ざんしたり、残業が出来ないのに出来ると見栄を張ったりすることです。
嘘をついて採用となっても矛盾が生じてバレたり、下手をすると就業規則での違反となり解雇事由にもなり得ます。
時間や約束を守れない
面接や登録会の指定された時間に対して遅刻する人や、伝えられていた持ち物を忘れる人は不採用になる可能性があります。
反対にあなたが仕事を紹介する派遣会社の人間の立場だったら、遅刻や忘れ物を何度もする人を取引先に紹介できますか?
派遣会社の面接といえど、約束の時間の10分前には到着するようにし、出かける前は忘れ物がないか念入りに確認しましょう。
態度があまりにも悪い
面接の際に、あまりにも態度が悪い場合は当然ながら不採用となります。
どのような服装や態度が不採用となるのか以下を参考にして下さい。
- 派遣会社の担当者に対して敬語を使わない。(担当者が同年代や年下の場合に多い)
- 服装が上下スウェットやジャージを着ている。
- サンダルや草履、クロックスを履いてきている。
- ポケットから手を出さない。
- 手や足を組んだまま面接を受けている。
- 寝ぐせがついたままの髪型で面接を受ける。
- 面接中、勝手に飲食をする。
- アクセサリーを必要以上につけて面接を受ける。
- 香水を大量にかけて面接を受ける。
- 面接中に許可なく携帯やスマホを触る。
- 面接中、アイコスやグロー等の電子タバコを吸う。
このような行動を取って採用されると考える方がおかしいですが、上記の事例は実際の派遣会社の面接現場で行われたものです。
まとめ
派遣会社の面接や登録会は、その採用率の高さから面接者も不採用になるとは思わず、油断した形で面接を受ける方が中にはいます。
ですが、派遣会社も派遣先に紹介する以上、どんな人でもいいわけではなくあまりにも態度が悪かったり、やる気の無い人を採用する事はありません。
面接を受ける際は、派遣会社だからと甘く考えずに全力で挑むようにしましょう。