生活していくうえで、給料事情や家庭の事などで何かあると中々貯まらないのがお金です。
ですが、定期的かつ継続的に貯金が出来たときの満足感は、他の何にも代えがたい喜びとなります。
それだけ貯金というものは人の心を魅了し、その存在は心の平穏をもたらします。
では、雇用期間の定まっていない不安定な派遣社員は貯金をすることができるのでしょうか?
そこで今回は派遣社員の貯金について説明していきます。
目次
派遣社員が貯金をするためには
今の家計簿で貯金が出来ていない派遣社員が、これから貯金をしていく為に必要な事は、
- 収入を増やす
- 支出を減らす
この二点となります。
「収入を増やす」という事は時給や日給を上げる事であり、「支出を減らす」という事は今の支払い状況に問題がないか調べ、無駄遣いを無くすことになります。
当然ながら、給料を全て使ってしまえば貯金はできないので、お金を余らせる必要があります。
派遣社員の貯金のコツ
家計簿をつけてみよう
自分が一体何に使っているか分からない人は、一度家計簿をつけてみましょう。意外と無駄遣いや必要のない引き落としがあったりします。
また、給料明細の確認も必要です。どういった税金が差し引かれているのか、昼食代や制服代に間違いはないのか等、毎回確認するようにしましょう。
時給を交渉してみよう
派遣社員として就労して仕事も覚え、派遣先企業からの評価も上々な場合は、派遣会社に対して時給アップの交渉をするのもいいかもしれません。
たとえ100円しか時給が上がらなかったとしても、
100円×8時間(1日)×22日(1ヵ月)=17,600円
と、月額では17,600円もの差が出ますので、100円といえど侮ってはいけません。
派遣会社の福利厚生を活用しよう
派遣会社の中には福利厚生の一環として、映画や遊園地の割引券等が貰えたり、レストランやフィットネスジムで割引サービスを受けられたりする所があります。
また、スキルアップの為の教材や資料も活用できますので、節約に大きなメリットです。
高時給がいいのか?残業が多い方がいいのか?
結論から言いますと、貯金を目当てに考えると高時給も残業もどちらも重要となります。
ですが、高時給は業務内容が特殊だったり専門性が必要だったり、時には重労働がゆえに高時給に設定されている場合があります。
時給だけに気を取られていて、いざ就労しても合わずにすぐに退職してしまっては何の意味もありません。大切なのは自分に合うかどうかと、できるかどうかです。
残業もまた同様に、残業がある条件で就労した場合は残業が必須となる雇用形態となります。働いてから「やっぱり残業したくない」となると、周囲に多大なる迷惑がかかるので、残業の有無は事前にしっかりと考えましょう。
まとめ
派遣社員が貯金できるかどうかは、結論的にその人次第となります。
派遣社員は正社員と比べると賞与が無い事が多い為、貯金がしづらい状況となる場合がありますが毎月コツコツ貯める事はできます。
また、貯金だけでなく将来のビジョンを見据えてスキルアップや資格の取得などにも意欲的に取り組みましょう。