派遣で働き始めてから、事前に聞いていた条件や業務内容ではなかった事はありませんか?
派遣会社の担当者に事前に希望や条件を伝えているにも関わらず、こういった派遣のミスマッチはなぜ起きるのでしょうか?
また、ミスマッチと感じた派遣先でも雇用期間が満了するまでは働かなければならないのでしょうか?
そこで今回は派遣のミスマッチについて考えていきたいと思います。
派遣のミスマッチとは?
派遣でのミスマッチとは、派遣社員が希望する条件の内容と派遣先企業での実際の仕事内容が合っていない事を指します。
派遣社員も事前に伝えていた希望の条件や業務内容が違う事から、やる気が出なかったりモチベーションが上がらないので、退職の可能性がぐっと上がってしまいます。
また、反対の立場でも考えられます。
派遣先企業の求める人物像に対して、派遣会社から紹介された派遣社員が理想像から随分とかけ離れている場合もあります。
すなわち、派遣のミスマッチは派遣社員と派遣先企業の両者共に避けたい問題となります。
派遣のミスマッチはなぜ起きるの?
派遣のミスマッチが起きる大きな原因は、派遣会社の面接や登録会の際の派遣会社の担当者と派遣社員のすれ違いです。
希望する条件や業務内容を伝える際に、派遣社員の伝え方が分かりにくかったり、反対に派遣会社の担当者の受け取り方が間違っている場合にミスマッチは起きやすくなります。
派遣のミスマッチを防ぐにはどうしたらいいの?
派遣のミスマッチを防ぐ事は、雇用契約書等の書面で条件や業務内容を就業前にしっかりと確認する事です。
ただし派遣会社の中には、派遣就業の初日に合わせて契約書を持ってくる担当者もいますので注意が必要です。
そういった担当者にあたった場合は、派遣会社に連絡をして担当を変更してもらうか、いっそのこと派遣会社を変更する事も視野に入れましょう。
派遣でミスマッチの仕事に就いたらどうしたらいいの?
派遣で就業してから派遣先企業の業務内容や条件が合わないと感じたら、まずは派遣会社の担当者に相談しましょう。
その場合、担当者から理由を聞かれますので、
「なぜ変更したいか」
「何がミスマッチの部分なのか」
「次の派遣先企業に希望する条件、業務内容」
といった事も伝えるようにしましょう。
ミスマッチだからと理由も説明しないようでは、次の派遣先でも同じ繰り返しになる可能性もあります。
また、理由を伝えずにいると最悪の場合は次の派遣先の紹介が無くなるかもしれませんので、必ずミスマッチの理由と次の派遣先企業に希望する内容を伝えるようにしましょう。
まとめ
残念ながら派遣のミスマッチは派遣業界では少なくなく、ミスマッチと分かっていながらも我慢をしながら派遣社員として勤務している方もいます。
そういったミスマッチが起こらないように、面接や登録会では希望する条件や業務内容をしっかりと派遣会社の担当者に伝えましょう。
また、その上で雇用契約書をしっかりと確認し、ミスマッチが起こらないようにしましょう。