派遣社員として派遣先で働き始める最初の頃は、派遣先の正社員や他の派遣社員と上手くコミュニケーションをとれるか不安に思っている人も多いのではないでしょうか。
派遣先の職場の雰囲気や仕事のしやすさは、良い人間関係を築けるかどうかで大きく変わってきてしまいます。
そんな良い人間関係を築いていくためには「良いコミュニケーション」をとることがとても大切です。
では良いコミュニケーションをとるためにはどんなことに気を付ければいいのでしょうか。
今回は、そんな良いコミュニケーションをとるためのコツや、人間関係において気を付けたいこをについてお話していきます。
自分から積極的に挨拶をする
まず一番大切なのは挨拶です。
出社したら誰にでも気持ちのいい挨拶を欠かさないようにしましょう。
明るいはっきりとした声の挨拶には誰でも良い印象を持ちます。
挨拶はきちんとできていてもボソボソとした小さな声では意味がありません。
ハキハキと笑顔で挨拶をすることが良いコミュニケーションをとるための第一歩です。
派遣社員同士で就業条件は口にしない
同じ派遣社員という雇用形態であるため、他の正社員よりも派遣社員同士は親しくなりやすいことが多いです。
しかし、同じ業務を行う派遣社員同士であっても、派遣会社やキャリアによって就業条件は異なります。
そのため、たとえ同じ派遣社員でも時給をはじめとする就業条件はお互いに口に出さないように注意しましょう。
相手によって態度を変えない
目上の人、そうでない人、人によって態度や話し方を変えることは絶対にやめましょう。
このような態度の違いは周りからも分かりやすく、あなたに対してあまり良いイメージにはなりません。
職場の人間関係を悪くしてしまう原因にもなります。
誰とでも分け隔てなく接することが大切です。
また派遣社員として派遣先に長く勤めていると、新人の派遣社員が配属される場面に出会うこともあるかもしれません。
その場合には同じ派遣社員として、さらに派遣社員の先輩として、質問や相談を受けてあげましょう。
間違ったことに対しても、怒ることと注意することは全く違います。
人と接するときは、感情的にはならず落ち着いて話すことも忘れないようにしましょう。
悪口や噂話には入らないようにする
職場内での噂話や愚痴の言い合いには参加しないようにすることも大切です。
もし、あなたも入っている会話中にそのような内容に話題が変わってしまったら、一緒に盛り上がるのではなく、すっと席を立ちその場を離れるなど、率先して言わないようにしましょう。
愚痴や悪口を言わない人は、様々な人から信頼を寄せられます。
ただ、あなたにも職場に対して愚痴や不満はあって当然ですよね。
そんな時は、職場の中で言うのではなく家族や友人に聞いてもらうなど派遣先の人間関係には持ち込まないようにしましょう。
アドバイスは素直に受け取る
自分なりの仕事のやり方やこだわりが、誰しもあるかと思います。
しかし上司や同僚からアドバイスをもらったら、素直に受け入れてみましょう。
自分に意見に固執してアドバイスを受け入れないと、ただ印象が悪くなるだけでなく、頑固な人、融通の利かない人と思われてしまいます。
また自分が仕事の中でミスをしてしまった場合、きちんと謝らなくてはならないと分かってはいても、相手の反応や自分の評価が下がることが怖くてなかなか謝ることができないということもあるかもしれません。
しかし、謝罪やミスの報告をすることは社会人にとって当然のことです。たとえ小さなミスであったとしても相手や誰かに迷惑や負担をかけてしまったことは事実ですので、謝るべきところはすぐに謝罪しましょう。
その謝罪があるかないかの違いでも、今後の人間関係に大きく影響してきます。
これらの他にも、こんなことにも気をつけましょう。
まとめ
今回は、派遣社員が派遣先で良いコミュニケーションをとるために気を付けたいことをお話してきました。
派遣先での良好な人間関係は良いコミュニケーションをとることから始まります。
そのためにも気を付けたいことを頭に入れながら、自分から積極的にコミュニケーションをとってみましょう。