派遣社員として働いている人も、これから派遣社員として働こうと考えている人も、できれば高時給な職場で働きたいと誰しも思いますよね。
そんな時に、派遣社員の時給のアップに繋がるのが、「資格」です。
派遣社員として働く上で、絶対に資格が必要になることはありません。
資格がなくても働けることがほとんどですが、やはり持っていることは高時給に繋がり、働く職種や業種も広がります。
ただし、どんな資格でも高時給に繋がるとは限りません。
資格をいくつも持っているからといって職種が広がるとも限りません。
では、どんな資格を持っているといいのでしょうか。
今回は、様々な職種に対応できる持っていると有利になり、時給アップに繋がる3つの資格の
- TOEICスコア
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- 日商簿記検定
を紹介しながらお話していきます。
TOEICスコア(600点以上)
英語力を示す試験です。現代の社会ではグローバル化を目指す企業や会社が増えてきているので、TOEICで良いスコアを持っていると大変有利となるでしょう。
事務を希望している人でも、このTOEICのスコアを持っていると、英文事務や貿易事務の仕事に就くことができ、一般事務に比べてみると時給は大きくアップします。
派遣先企業にもよりますが、600点以上のスコアでないと英語力があるとは認められません。
また、外資系企業や英語力の必要な受付・秘書など、事務以外にも働ける職種は多くあります。
900点以上のスコアだと、通訳や翻訳の職種に就くこともできるので、スコアのランクアップを目指すことは、職種の幅が広がること、そして時給アップにも繋がっていくでしょう。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)はOAスキルでは最も有名です。
幅広い業務の中で、求人数も多いのが事務職です。そこで他の人と差をつけるのがこのMOSです。
事務職の中でも、様々な事務職に対応している資格なので事務職を希望している場合は、まず取得しておきたい資格ですね。
また、事務職以外でも、営業職やメディカル関係でも仕事の中でパソコンを使う機会は増えてきているのでWordやExcelをこなすことのできるMOSの資格を持っていると、様々な分野の業種に有利となりそうです。
派遣社員として、さらに時給アップを目指すのであれば、MOSMと呼ばれるMOSオフィスマスターの資格を持っていると、より有効的となるでしょう。
日商簿記検定
商工会議所が実施している試験で、会計の業種のイメージが強いかもしれませんが
- 経理
- 財務
- 税務
- 人事
といった業種や職種でも大変有利となる資格です。
この資格を持っていると、一般事務以外の事務職に就くこともできるので事務職の幅も広がることでしょう。
事務の中でも、一般事務に比べると経理事務や財務事務は高時給な求人が多いので是非取得したい資格の一つですね。
日商簿記検定は3級から1級があり、3級を持っているだけでも同じような経歴の人よりも、経理や人事での採用が有利となります。
2級以上を取得すると、会計事務所への派遣や財務関係の求人などでもかなり有利となり、通常の経理事務に比べてもはるかに時給がアップするので、できれば2級の取得を目指したいですね。
まとめ
今回は派遣社員の時給・給料のアップに繋がる持っていると有効的な資格についてお話してきました。
資格は持っていると有利というものであって、持っているからといって絶対に採用される、そして絶対に給料がアップする、というわけではありません。
また資格がないからといって派遣の仕事に就けないということでもありません。
それでも、やはり資格はないよりあった方がいいですし、同じ仕事に就いていても資格の有無で時給が変わることも事実です。
目標の時給や憧れの職種を目指して資格を取得していくといいのではないでしょうか。