派遣社員として事務の仕事がしたい!と思っている人も多いのではないでしょうか。
派遣の事務の仕事は、未経験からでもできる職種から専門的な知識やスキルを求められる職種まで様々です。
未経験からでも働けるものもありますが、派遣事務の求人は人気な場合が多く、倍率も高くなってしまうので、やはり事務の仕事に有効的な資格を持っていたほうが採用されやすくなります。
今回は、そんな派遣社員の事務やオフィスワークの仕事をしていく上で、持っていると有利になることの多い資格について紹介しながらお話していきます。
マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
まずは、マイクロソフトオフィススペシャリストです。
この資格は、オフィスで使われることの多いWordやExcelなどの基本操作から上級機能をマスターすることができるパソコンの資格です。
資格としての知名度が高く、履歴書にマイクロソフトオフィススペシャリスト資格を記載することで、書類選考に強いことはもちろん、取得した努力もアピールできるポイントになります。
「独学ですが、このような作業もできます。」と伝えるとさらに好印象が残せるでしょう。
派遣の事務の職種には様々なものがありますが、このマイクロソフトオフィススペシャリストの資格は事務全般に有利となる資格なので、派遣で事務がしたい!と思っている人はぜひチャレンジしてみてくださいね!
日商簿記検定2級
日本商工会議所が実施している検定で、経理事務に必要な会計に関する知識だけでなく、財務諸表を読む力や、基礎的な経営管理・分析能力などのスキルを身につけることができます。
企業経営における記録・計算・整理に関わる業務に簿記は欠かせないので、経理事務や財務事務を希望している場合はこの資格が必要です。
こちらの資格も知名度が高く、取得するためにはかなりの勉強と努力が必要となるため、熱意の証明や強いアピールとなるでしょう。
日商簿記検定は1級~4級までの内容がありますが、派遣社員として有利になるのは2級以上です。
取得するまでの時間としては、個人差はあるものの最低でも1ヵ月間は集中して勉強する必要があります。
しかし、取得すると確実に有利となる職種の幅が広がるのでチャレンジしてみるのもいいでしょう。
TOEIC(600点以上が有利になります)
TOEICは、財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しており、英語でのコミュニケーション能力を判断するための試験です。
テストは世界150ヵ国において実地されており、10~990点のスコアで評価されます。
この中で派遣社員として有利となるのは、600点以上となっています。
スコアは更新することができるので、一度受験してみて現時点の自分の今のレベルを把握した上で徐々にスコアを伸ばしていきましょう。
最近では会社のグローバル化に伴って、派遣社員に英語でのコミュニケーション能力を求めているところが多いです。
社内でもネイティブな人材も増えている中、今もこれから先もどんどんあらゆる場面で重宝される資格ではないでしょうか。
事務の中では実際に外国人のお客様と接することもある受付事務や、貿易事務、英文事務などにこの資格は特に有利となってくるでしょう。
まとめ
今回は、派遣社員の事務やオフィスワークの採用や仕事をしていく上で、持っていると有利になることの多い資格についてお話してきました。
資格を持っていることで、採用や働く上で有利になることはもちろん、資格を取得するために勉強した時間とその努力によって取得できたことが、あなたにとって何よりの自信と力になるでしょう。
未経験でもできる仕事もたくさんありますが、もちろん資格を持っていることに越したことはありません。
今回紹介した3つの資格以外にも派遣の事務を希望する場合、おすすめできる資格は他にもあります。
●日商PC検定試験
●日商簿記初級
●電子会計実務検定試験
●日商ビジネス英語検定試験
●ビジネスキーボード認定試験
●キータッチ2000テスト
これらの資格は、補助的な資格になってしまうので紹介した3つの資格に比べると少し弱くなりますが、プラスアルファの資格として自分をアピールするには十分効果があるでしょう。
少しでも自分の希望する派遣の仕事ができるように、資格取得にチャレンジしてみるのもいいかもしれませんね。