派遣社員の悩みの多くは「人間関係」に関することではないでしょうか。
働く職場で毎日顔を合わせる人たちとの人間関係がうまくいかないと、出勤することも嫌になってきます。
人見知りで人と会話することが苦手と感じている人なら、より悩んでしまいますよね。
そんな時は少し考え方を変えてみませんか。
今までの考え方を少し変えてみるだけで、人間関係がラクになることがあります。
今回はそんな派遣社員の人間関係が少しラクになる考え方のポイントについてお話していきます。
派遣先は「職場」友達作りの場ではない
職場の人たちと仲良くなることができればそれに越すことはありませんが、あくまでも派遣先は「職場」です。
職場の人間関係は仕事で成果を出すためのもので、仲良くなることが目的ではありません。
お昼のランチグループに入れなかったり外されてしまっても、仕事に支障が出ることがなく業務が円滑に進むことさえすれば、職場の人間関係はそれでOKです。
仕事上の関係と割り切って考えてみると、少し気持ちが軽くなれるのではないでしょうか。
「これは仕事」という目的を持って会話をする
あなたがもし人見知りだとしても「これは仕事だから」いう目的を持って会話をすれば、人や会話への苦手意識が和らぐのではないでしょうか。
何でもないことを話しかけるのは難しいかもしれませんが、業務内容についてや会社内のことなどは「話すことも仕事の一環」と思えば、気持ちが少し軽く話せます。
ただ質問や報告するだけではなく、自分も仕事内容や業務に関して興味を持って話をするとそこから会話を発展させることもできます。
また業務内容に関して会話が広がっていくと、他の人の意見を聞くことができたり今まで知らなかったことや意識していなかったことにも触れあう機会が増えるかもしれません。
そうすると自分だけでなく全体が見えるようにようになることで、業務の質が上がり評価につながることもあるでしょう。
仕事内で自分ができないことがあるとすれば、できるようになりたいと目標にし、同僚や上司にアドバイスを求めたり、質問したり会話のきっかけができますね。
このように職場の人と会話をすることも一つの仕事だと考えてみると、自然と話すことができるのではないでしょうか。
付加価値を付けて仕事をする
言われた仕事や与えられた仕事だけをするのではなく、「ここをもっとこうすれば喜ばれるだろう」という付加価値をつけて仕事をすると、上司や同僚からのあなたの仕事ぶりに対する評価はぐっと上がります。
指示された仕事があれば、その仕事をきっちりこなした上さらに、この先に求められるであろう作業を先に考えて仕事を進める、このような仕事ができれば「仕事ができる人」と認識されるでしょう。
職場内の人と積極的に話をしてみると自分では気づくことのできなかった「付加価値」のついた仕事ができるようになるのではないでしょうか。
同じ職場内で同じような仕事をしていても、周りに気を配ることのできるような人や、先を考えながら仕事を進めることのできる人とは、自然と話したいと思うものです。
まずは自分から少しこのような考えを持ってみて、広く全体的に周りのことを考えながら仕事をしてみることもいいかもしれません。
まとめ
今回は派遣社員の多くの悩み「人間関係」について、少しだけでも気持ちがラクになれる考え方をお話してきました。
人見知りの人は特に悩んでしまったり、不安になってしまうかもしれませんが、少しだけ考え方を変えてみませんか。
仕事だからと割り切ってしまえば、ラクになれることもあるんです。
もちろん職場の人たちと仲良くなれることに越したことはないですが、あなたが派遣の仕事自体を気に入って続けたいと考えているのであれば、このように考えてみてもいいのではないでしょうか。
それでもしんどい時はもちろん無理しないでください。一人で抱え込まず、派遣会社の相談してみてくださいね。